職歴なし無職という肩書がひきこもりを加速させる

お前は今まで何してたの?今更就職できる訳ないでしょ?

正直何を言われても構わない。罵られても仕方ない。馬鹿にされても何も言い返せない。35歳で職歴なしの無職なんてそれぐらいどうしようもない。自業自得だ・・・。

無職とひきこもりの始まり

20歳過ぎたぐらいまでは良かった。

周りは学生がほとんど、仕事をしてても大して稼いでいる人なんていなかった。だから、毎日パチンコ店に通っていることに劣等感もなかった。それどころか、パチスロで毎月50万以上稼いでいることで優越感に浸っていたぐらいだ。

だが、25歳を過ぎた頃に危機感を感じ始めた。

就職して働いているのが当たり前。同級生が結婚したという噂もちらほら聞くようになる。初めて無職である自分が社会に取り残されているという実感が沸いてくる。そして、就職しないとまずいという思いに駆られ、不本意だが俺も職安に足を運ぶ。

結果は言うまでもない。

まともな会社は25歳職歴なしの時点で相手にしてくれない。書類選考でアウトだ。ちなみに、ここで言っているまともな会社というのは、大手企業の事を言っている訳じゃない。福利厚生がしっかりしていて給料が20万前後の地方の中小企業だ。

名前すら聞いたことがない。特に魅力があった訳でもない会社にすら俺は必要とされない。

俺は社会における自分の価値を知った。社会の底辺だということをうっすらと感じた。

一応、総支給10万のブラック企業には採用されたが、こちらから断った。また、周りには派遣も進められたが、とてもじゃないが先があると思えない。受けることすらしなかった。

今思うと、危機感が足りていなかった。自分のおかれている状況を理解していなかった。

そしてこの時期から徐々にひきこもりが始まる・・・。

25歳にもなって仕事をしていない。他人に職業を聞かれるのが怖い。そんな目でみられるのが辛い。このままでは結婚もできない。親戚の葬式に顔を出すのが辛い。近所の人と顔を合わせるのが辛い。同級生に顔を見られたくない。完全な負のループだ。

気づけば、コンビニやスーパーのレジの店員にすら緊張する自分がいた。

当然、人と会うのを極力避ける様になる。ひきこもりの始まりだ。

後は言うまでもない。一度このループにはまったらそう簡単には抜けられない。悪化する一方だ。俺の場合は就職することで抜け出せたのだと思うが、今となってはもう遅い・・・。

全ての原因は無職であること。そして、無職という肩書がひきこもりを加速させる。

今更だが、25歳の時に就職していればと思うことがある・・・。

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